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お知らせ・イベント情報

2023.10.13 お知らせ

高校への出張授業を募集しています

武蔵野大学(工学部サステナビリティ学科)では、全国の高校への出張授業(出前授業)を募集しています。

武蔵野大学では、高等学校の生徒を対象に、本学の教員による出張授業を実施しています。大学での学びの一端に触れることで、生徒たちの視野を広げ、学びへの動機付けや進路に対する意識を高める機会としてお役立てください。

ご利用案内

  • 対象は高校1~3年⽣とします。
  • 1授業50分想定
  • 実施希望日の2ヶ月前を目安にお申込みください。
  • 本学⾏事、教員の校務等によりお引受けできない場合もございますが、ご了承ください。
  • 出張授業にかかる交通費・謝礼等は⼀切必要ございません。
  • 授業によっては高校側にご⽤意いただくものがございます。
武蔵野大学 / 出張授業 より

上記ページにある出張授業テーマ一覧(PDF)より、サステナビリティ学科を抽出しました。

担当教員名授業テーマ授業概要
明石 修人と自然がともに豊かになる未来を目指し て 〜パーマカルチャーの挑戦〜人が自然や他の生き物をまもり、再生しながら、必要なもの(食料や水、エネルギーなど)を得て、精神的にも豊かな暮らしをする、つまりサステナブルでありウェルビーイングな暮らしや社会の実現をめざす「パーマカルチャー」について紹介します。
伊尾木 慶子森林や緑地と人々の関わりを考える森林と人間の関わりは時代とともに変化してきました。都市の緑地から熱帯林まで、様々な森林と人々の関係について述べ、生物多様性などの視点からそれらの保全や管理について議論します。
磯部 孝行住宅のカーボンニュートラルと資源循環建築分野では多くの資源を用い建設され、利用時はエネルギーを大量に消費しています。そのため、建築分野では環境負荷を極小化するためにカーボンニュートラルに向けた取り組み、廃棄物量を減らす取り組みが行われています。その内容を、担当教員が係る実事例・研究を中心に紹介します。
門多 真理子食品廃棄物のエネルギーリサイクル都市で大量に発生する食品廃棄物は化学エネルギーを多く持つ資源と捉えることができます。そのリサイクル品であるバイオガスは都市で需要があります。このリサイクルプロセスであるメタン発酵を紹介します。
白井 信雄サステナブル(持続可能)な地域づくりの理想を考えるサステナブルな(持続可能な)地域づくりとは、どのような理想を目指す ことなのでしょうか。それを目指すことで、これまでの地域社会の何を、 どうやって変えていくのでしょうか。持続可能な地域づくりの考え方を理 解し、エコビレッジからSDGs未来都市、スマートシティまで、様々な理 想を姿を学びます。
白井信雄SDGs(持続可能な開発目標)の基礎と学び、少し深く考えるSDGsの基礎を学んだ上で、SDGsを少し深く考えるワークショップを行います。ワークショップでは、ゴール間のトレードオフの解消とシナジー のは発揮を考えます。トレードオフとは、例えば気候変動防止のための再 生可能エネルギーの導入が自然環境を壊すというようなこと、シナジーと は地域住⺠が地域のために再生可能エネルギーを導入することで地域を活 性化させるというようなことです。
白井 信雄ゼロカーボン時代の生き方と仕事気候変動によって異常気象という非日常が日常化しており、2050年にお けるゼロカーボン(二酸化炭素排出ゼロ)の達成が目標となっています。 ゼロカーボン社会とはどんな社会なのか、それに向けて私たちはどのよう な生き方をしていくのか、どのような仕事を選択していくのか。魅力的な 社会に向けた生き方と仕事を考えます。
白鳥 和彦「エコラベル」を知ろう身近にある「エコラベル」はどのようなものか。どのように作られ、表示されているのか。それを使うことによりどのようにして環境に役立つのか等を学ぶとともに、環境問題の解決につなげようとする企業活動や環境学について紹介します。
鈴木菜央社会課題を解決して価値をつくりだすソーシャルデザインとは社会の問題は、楽しく解決できる。「なんで〇〇は××なんだろう?」と いう疑問や、「こうなったらいいのに」という思いを出発点に、自分がほ しい社会を目の前に作っていく考え方「ソーシャルデザイン」を豊富な事 例とともにわかりやすく解説します。必要に応じてソーシャルデザインの 種である「マイ・プロジェクト」を考えてみる簡単なワークショップなど も行えます。
髙橋 和枝資源循環を日常生活から考える健全な資源循環のために、われわれにできることを日常生活から考えます。電子機器に使用されているレアメタルや大量消費・廃棄されているプラスチック等、できるだけ実物を見ながら考える授業をします。
真名垣 聡世界の海のプラスチックごみを減らすことはできるか?世界の海を漂う海洋プラスチックは約5兆個あるとの報告もあり、生態系 への影響が懸念されています。 この講義では海ごみ削減の対策に役立てるための研究活動である、最新の 小型ごみ回収装置を用いた分析結果(内訳や種類)や大学での活動を紹介 します。
真名垣 聡リスクのものさしで環境にやさしいを測る主に「環境リスク」についてわかりやすく説明します。毒物として知られ るダイオキシンと食事に使われる塩ってどっちが危険なの?という問いを リスクから説明します。
三坂 育正暑さに強いまちをつくる!気候変動やヒートアイランド現象の影響で、夏季における暑熱環境が問題となっています。暑さに負けず、安全・安心、快適に暮らすことができるまちとは、どんな工夫が必要で、どのように作っていくべきか、説明します。
村松 陸雄「心理学」×「環境学」で持続可能な未来 をつくる人間の心理やコミュニケーションを応用した人間行動デザインを用いた持続可能な未来のつくり方を考えます。

中の人としては、「出張授業にかかる交通費・謝礼等は⼀切必要ございません。」というのがポイントだと思います。これはだいぶ太っ腹企画です。

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※この記事のイラストは授業中の学生のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや を使わせていただいています。