チョイスホテルズジャパン、One Planet Café Zambiaと協働し、小学生向けバナナペーパー紙漉き体験イベントを開催しました

本学科の髙橋研究室(髙橋和枝教授)は全国にホテルを展開するチョイスホテルズジャパン、アフリカで、オーガニックバナナを原料にしたフェアトレードの「バナナペーパー」をつくり、現地に新しい雇用を生み出している団体「One Planet Café Zambia」と協働し、小学生向けバナナペーパー紙漉き体験イベントを開催しました。
チョイスホテルズジャパンの公式ウェブサイトのイベントレポートより、内容を引用します。
子どもたちが「バナナペーパー」作りを実践!バナナペーパーが社会にもたらす価値やSDGs、フェアトレード、環境問題を学ぶ
当日、小学生13名が本来は廃棄されるバナナの茎の繊維を用いたバナナペーパー作りや自分で作ったバナナペーパーへの色付け作業、オリジナルキーホルダーを作成しました。また、「One Planet Café Zambia」のエクベリ聡子様からのザンビアの現状、バナナペーパーの価値についての講義を通じて、SDGsやフェアトレード、環境について学びました。
・バナナペーパー紙漉き体験
バナナペーパーはSDGsの17目標すべてにつながる日本初フェアトレード認証の紙です。バナナペーパーには、日本の伝統工芸「越前和紙」の製法が活用されています。
作り方はバナナペーパーの茎の繊維が含まれたパルプ溶液に紙漉き枠を浸して、繊維をすくい上げ、すくい上げた繊維を乾かすことで完成します。
参加した小学生たちは武蔵野大学の学生にレクチャーを受けながら、このバナナペーパーの紙漉きを実践しました。・色付け体験
3色の絵の具を使って自分たちで作ったバナナペーパーに色付けを行いました。子どもたちは一人ひとり水が入ったパレットに好きな色を混ぜ合わせ、綺麗な模様を楽しみながら、作成しました。
また、「One Planet Café Zambia」のエクベリ聡子様よりバナナペーパーを製造しているアフリカ・ザンビアの状況やバナナペーパーの価値についての講義を受け、SDGs、フェアトレードだけでなく、社会課題の解決に取り組む団体への理解を深めました。・キーホルダー作成
色付けしたバナナペーパーを使ってオリジナルのキーホルダーを作りました。キーホルダーの形に合わせて色付けしたバナナペーパーをはさみで切り、世界に一つだけのオリジナルキーホルダーを作成しました。参加者のコメント
参加した小学生からは、「作った紙に色をつけるのと、ザンビアのお話を聞くのが楽しかった」、「バナナというものから紙ができるっていう体験をすることができるのが珍しくて良かった。」などの感想が上がりました。
また保護者の方々からも、「実際にバナナペーパーがどのような場所で作られているのかも知る事ができ親も興味深く参加できました。」や、「紙漉きや紙を乾かす、剥がす工程では苦戦していたようですが、大学生のお兄さんお姉さんにお手伝いいただき、満足するものができたようで本人もとても喜んでおります。またエクベリさんのお話も大変興味深く聞いている様子が見られ、とてもよい機会になりました。」などのコメントをいただきました。
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