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2025.05.28 お知らせ

【公開講演】三坂育正教授が日本生気象学会シンポジウムで講演します

2025年6月29日(日)に開催される、日本生気象学会熱中症予防研究委員会主催のシンポジウム「温暖化が進む日本の夏における熱中症対策の最前線―労働,スポーツ,教育現場,一般環境,医療現場等におけるグッドプラクティス―」で、三坂育正教授が講演します。

シンポジウムの内容は以下の通りです。

「温暖化が進む日本の夏における熱中症対策の最前線 ―労働,スポーツ,教育現場,一般環境,医療現場等におけるグッドプラクティス―」について

地球温暖化やヒートアイランド現象などにより、私たちの暮らす日本の気候は、以前に比べ暑くなっています。
真夏日、猛暑日、熱帯夜の日数も増加し、熱中症による死亡者数は増加傾向にあります。
高齢者の熱中症、日常生活における熱中症の予防は、今日の我が国の重要な社会的課題となっています。

日本生気象学会では、これまでに「日常生活の熱中症予防指針」を公表するとともに、
「公開市民講座・シンポジウム」などの開催を通して、市民の皆様へ向けた指針の啓発・普及活動にも取り組んできました。
今回は、「温暖化が進む日本の夏における熱中症対策の最前線―労働,スポーツ,教育現場,一般環境,医療現場等におけるグッドプラクティス―」と題して、
様々な場面での熱中症対策の取組み・研究の最新情報等を紹介するシンポジウムとなっています。

三坂教授は、建築・都市環境分野として、「暑熱環境に適応したまちづくり」の必要性や効果の評価事例等に関して講演を行います。

開催日時: 2025年6月29日(日) 15:00~17:30
開催場所: オンサイトおよびオンライン
オンサイト会場:機械振興会館 B3F(定員100名 先着順)
参加費 : 無料 <参加登録が必要です>
プログラム:
・スポーツ分野・教育分野:小出敦也(早稲田実業学校 アスレティックトレーナー)「学校現場での安全管理と熱中症対策」
・建築・都市環境分野:三坂育正(武蔵野大学 工学部サステナビリティ学科)「熱中症対策としての暑熱環境に適応できる空間づくり」
・自治体の取り組み:佐古勇策(環境再生保全機構 熱中症対策部 地域熱中症対策課)
 「熱中症対策の自治体ベストプラクティス~クーリングシェルターと見守り・声かけを例に」
・救急分野:横堀將司(日本医科大学 救急医学教室)「熱中症診療ガイドラインの変更点とGood clinical practice」
・産業現場・諸外国の取り組み:氏田由可(国際労働機関 アジア太平洋地域局,ILO)「職場での熱中症予防に関するグローバル・地域レベルの取り組み」
・労働、産業現場:加部 勇(株式会社クボタ)「工場における熱中症対策の改善事例」
・将来予測:平田晃正(名古屋工業大学大学院工学研究科)「熱中症搬送者数の予測と活用事例」
(各講演者の情報は以下のリンクを参照ください)
 https://seikishou.jp/symposium/symposium-detail-1/

熱中症予防対策に関するシンポジウムその2 (まちなかにおける対策と個人でできる対策) / 日本ヒートアイランド学会 より

シンポジウムの詳細・申し込みは以下のサイトからとなります。