2024.10.18 お知らせ
「先住民族(アイヌ)の視点から考える、環境と福祉の問題」を公開しました。- 白井信雄教授の連載「環境と福祉 問題解決のための「統合」とは」
武蔵野大学工学部サステナビリティ学科白井信雄教授が講談社が運営するウェブサイト 講談社SDGs by C-stationでの連載「環境と福祉 問題解決のための「統合」とは」にて、「先住民族(アイヌ)の視点から考える、環境と福祉の問題」と題した最新記事を公開しました。
記事の内容は下記になります。
日本は世界でも珍しい単一民族国家だという教育を受けてきた人も多いでしょう。しかし、それは明らかな間違いで、日本にはアイヌという先住民族がいます。
和人(アイヌ以外の日本人)はアイヌの住んでいた土地を開発し、アイヌの文化とアイヌが大切にしていた自然を破壊してきました。最近ではアイヌの復権を図る対策が取られてきたとはいえ、今日もアイヌの人々は和人から差別的な扱いを受けているという報告があります。
アイヌの人々は和人とは異なる文化を持っており、アイヌ文化に関する多くの研究や啓発の書籍があります。和人はアイヌ文化から多くのことを学ぶことができます。そして、環境問題を引き起こしてきた和人文化のありかたを、アイヌ文化を通して見直していく必要があります。和人が知るべきこと、そして深く考え、根本的に改めるべきことをまとめていきます。先住民族(アイヌ)の視点から考える、環境と福祉の問題|環境と福祉 問題解決のための「統合」とは【第13回】|講談社SDGs by C-station より
- アイヌとそれを知らない和人、両者の差別意識のずれとは
- 先住民族への支配と搾取、同化の歴史
- 「誇りと文化の復権」に向けた動き
- 二風谷(にぶたに)ダム裁判の判決から考えるべきこと
- 自然と共生するアイヌ文化から何を学ぶべきか
- 「縄文文化を継承」するアイヌ文化の価値
- 国連「先住民族の権利に関する宣言」と環境問題
- 先住民族の視点から環境問題を考える
ぜひ、読んでみてください。詳しくはこちら
先住民族(アイヌ)の視点から考える、環境と福祉の問題|環境と福祉 問題解決のための「統合」とは【第13回】|講談社SDGs by C-station