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2023.09.06 お知らせ

「『脆弱者』の視点から環境問題を知ろう」を公開しました。- 白井信雄教授の連載「SDGsと地域活性化」

武蔵野大学工学部サステナビリティ学科白井信雄教授が講談社が運営するウェブサイト 講談社SDGs by C-stationでの連載「SDGsの基礎知識」にて、「『脆弱者』の視点から環境問題を知ろう」と題した最新記事を公開しました。

本連載では、環境と福祉の相互の関連を整理するとともに、両者の根本にある問題を明らかにして、社会を変えるためにはどうしたらよいかを解説していきます。

さて、気候変動によって強大化している豪雨や猛暑のような気候災害は、貧困層や高齢者等にとってより深刻なものとなります。また、心身に障がいがある場合、健常な場合以上に気候災害から身を守ることが困難となります。

気候変動の影響は、個人の心身や社会的な特性によって深刻度が異なるものとなります。影響を受けない(受けにくい)立場にいる人が、気候変動の影響は大して深刻ではない、などと言うことは傲慢といえるでしょう。

今回は、環境問題のうち特に気候変動の問題を取り上げ、その影響が「脆弱者」に深刻な被害をもたらす理由を考えます。「弱者」といわずに「脆弱者」という表現を用いる理由は、「弱者」と「強者」の明確な区別があるわけでなく、誰もが外部からの影響を受ける可能性としての「脆弱性」を持つからです。脆弱性の程度が相対的に強い人を「脆弱者」と表すこととします。

「脆弱者」の視点から環境問題を知ろう|環境と福祉 問題解決のための「統合」とは【第2回】|講談社SDGs by C-station より

ぜひ、読んでみてください。詳しくはこちら