白井信雄教授の書籍『持続可能な発展に向けた地域からのトランジション』が出版されました
2023年9月20日、サステナビリティ学科の白井信雄教授の編著により、社会を変えること(転換)をテーマにした本が発刊されましたので、お知らせいたします。
本の内容は以下の通りです。
環境新聞社はこのほど、『持続可能な発展に向けた地域からのトランジション~私たちは変わるのか・変えられるのか』を発行しました。地域における人と社会の転換をテーマにしたリレー連載「転換:トランジション」(2020年4月8日付~22年3月9日付)をベースにまとめたものです。
1990年代から大量生産・大量消費・大量廃棄型社会の転換の必要性が謳われてきましたが、その実現はほど遠いのが実情です。脱炭素社会への転換もしかりです。これらの環境問題は社会経済問題と複雑に絡み合っており、表層的な変化や修正、改善では解決できないからです。本書は、物事の表層ではなく、根本にある構造やメンタルを変える「転換」の必要性を説いています。
本書では、「地域からのボトムアップによる転換」を重視しており、地域における具体的な実践活動を例に、転換の目標や方法を示しています。社会制度や技術・インフラを中心とした転換論ではなく個人の転換に焦点を当て、転換のために必要な道具や方法を具体的に描いています。
執筆陣は環境政策の専門家から地域活動家、コンサルタント、心理療法士まで多岐にわたっており、さまざまな視点から転換に関する実践知を結集しています。
序 章 「転換」という合言葉を深める
第1章 なぜ、地域からの転換の必要なのか?
第2章 意識や行動を転換した人々に何を学ぶか?
第3章 地域の現場でどのように人と地域の転換が進んでいるか?
第4章 地域社会の転換のためにどのような方法が試されているか?
第5章 転換後にどのような地域社会を目指すのか?
終 章 転換の時代に何を始めるか・転換を進める条件は何か【体裁】A5版、本文251ページ
【定価】2750円(本体2500円+税10%込み、送料別)
持続可能な発展に向けた地域からのトランジション~私たちは変わるのか・変えられるのか(白井信雄・栗島英明 編著) | 環境新聞オンライン より
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持続可能な発展に向けた地域からのトランジション~私たちは変わるのか・変えられるのか(白井信雄・栗島英明 編著) | 環境新聞オンライン