2026.07.03 お知らせ
「統合的気候変動教育を考える」白井信雄教授が『環境情報科学』に寄稿しました

武蔵野大学工学部サステナビリティ学科白井信雄教授が環境情報科学センターの学会誌『環境情報科学』に「統合的気候変動教育を考える」と題した寄稿記事を投稿し、公開されました。
記事の内容は下記になります。
『環境情報科学』55巻1号
【特集】気候変動教育の現場から
発行日:2026年4月30日特集の概要
世界的にも脱炭素社会を目指す方向にある中で,日本の若年層における気候変動問題の認知度や関心はまだ高いとは言えず,今後の環境教育や環境人材育成が重要である。特に,地球規模の気候変動の影響が顕在化しつつあり,現在は将来世代のではなく現世代の問題となってきたこと,中長期的なカーボンニュートラルを目標として掲げている昨今の状況において一般市民に求められることが大きく変わりつつあること,各地で大規模な再エネ施設に対する住民反対運動が行われており新たな” Climate justice”の問題が生じていること,緩和策だけでなく適応策が求められる状況になってきたことなど,従前とは状況が大きく異なっている。このように気候変動問題が新たなフェーズに入ってきたことを踏まえて,これから若い世代に何を伝えて,どういう人材を育てていくべきかを包括的に議論する目次
- 気候危機の時代におけるエンパワメント教育―科学者に手紙をしたためる若者たち
永田佳之(聖心女子大学)- 統合的気候変動教育を考える―ACEと社会的質の枠組みを取り入れた地域政策モデルの提案
白井信雄(武蔵野大学)- シビック・アクションを促進する教育の可能性
森 朋子(立教大学)- 気候変動教育モデル作りプロジェクト 3 年間の記録
高田 研(地球温暖化防止全国ネット)- 日本の気候変動教育における学習手法「ミステリー」―実践の蓄積に基づく教育的意義と展開可能性
高橋敬子(未来のためのESDデザイン研究所)- 家庭から学校,地域へ広がる環境教育―意識変容と行動変容を促すプログラム設計
岡本弘毅 (株式会社エデュソル)- 日本の地方自治体における環境人材育成
小久保智史 (小山市総合政策部)- 人と組織を育てる文化を―シナリオ分析と人財育成
廣田 修・倉橋尚子・広瀬亜理沙 (株式会社フジタ)- 気候変動問題に関する専門家インタビュー
江守正多(東京大学)・黒部一隆(環境省)・柳下正治(環境政策対話研究所)・平田仁子(Climate Integrate)- 【特集総括 】近年の気候変動対策の進展と気候変動教育の新展開
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