【写真レポート】「SDGs×地域活性化」スタディツアーの様子をお伝えします
課題解決の実践を重視するサステナビリティ学科では、月曜日をまるごと行うサステナビリティプロジェクト(必修科目)の他に、テーマを決めて参加者を募集して行う社会実践演習(選択科目)を実施しています。
社会実践演習の1つである長野県富士見町での活動について、サステナビリティ学科2年生の伊藤佑真さんがレポートを作成してくれましたので、共有します。
2024年9月17日~9月19日の2泊3日で、長野県富士見町で「SDGs×地域活性化」をテーマにしたスタディツアーを開催しました。
今回のスタディツアーは、八ヶ岳山麓の美しい景観を有する長野県富士見町をフィールドにして、地域にある未利用な地域資源(潜在的SDGs資源)を発掘・発信、富士見町が抱える課題解決と地域社会の活性化、そしてゲストの学びとなるように学生が開発し、モニター向けに試行・評価までを行うものです。
前回の3月に訪れた学生7人がツアーの内容を企画・運営を行い、モニターとしてサステナビリティ学科の1年生を中心に6人と同志社大学の大学院生4人に参加してもらいました。
ツアー最終日にモニターとホストで今回のツアーの振り返りを行いました。出てきた意見を改めてフィードバックし、課題や懸念点として挙げられた部分を改善していくためにミーティングを行い更なるスタディツアー実現するためのアイデアを見つけていきます。
今後の予定ですが、富士見町との関わりとして今回お世話になった方々に対してはお礼の色紙の作成を行います。また、11月の中旬(11月15日と11月16日)に行われるじゅんぐりマーケットにて富士見町の特産品であるルバーブのジャムやお菓子の販売をする予定です。
最後に、今回モニターとして参加者してくれた学生、そして企画した、わたしたち学生のコメントを紹介します。
モニター参加者からのコメント:今回のツアーを通じ、新たに富士見町という魅力的な土地を知ることができ、歴史的にも重要な土地だったと知り、このような地域をもっと守らねばならないと感じました。高齢化が進み文化が失われていってしまっている町も多くなってきている中で自分たち若者ができることは何かもう一度考えるきっかけになりました。
企画したサステナビリティ学科2年生一同のコメント:今後、お世話になった富士見町になんらかの形で恩返しを行いたいと思います。多くの未利用な資源や外部へ発信できていない資源など地域づくりについて考える上でとても参考になるフィールドだと感じています。また、今回のモニターツアーのような非日常的な部分だけでなく、富士見町の日常の暮らしや住民の方々の声についてももっと知りたいと思いました。
以上です。今回のモニターツアーではモニターからさまざまな意見をもらいました。また、ホストも運営したからこそ分かったことがあるので、その部分をより改善し来年のフィールドスタディーズ(武蔵野大学の1年生の必修科目で、夏休み期間を利用して大学の外で活動を行い普段関わらない他学部・他学科の学生とと交流や大学では学ぶことが出来ない学びを経験を通して学ぶ)に向けてより良いスタディツアーにしていきます。
サステナビリティ学科 伊藤佑真
いかがでしたか? 学生がツアーをデザインして、参加者を受け入れていくという学びのスタイルはとても素晴らしいな、とサステナビリティ学科公式ウェブの中の人は思いました。
2024年度のサステナビリティ学科では、サステナビリティ学社会実践演習を、以下のようなテーマで行っています。
- サステナブルな農と暮らしのフィールドスタディ in ゆーちゃんふぁーむ
- 秘境の村のサステナビリティを考える 天龍村フィールドスタディ
- 「SDGsを活かす地域づくり」フィールドワーク at 長野県富士見町
- 高知県中山間地域と東京都臨海地域の相互往来プロジェクト(高知大学と武蔵野大学の連携)
- 動画制作を実践して、学ぼう!
- MUUF(武蔵野大学若者起業家)起業実践プログラム
- パーマカルチャー実践入門
- 学外連携先プログラムを活用したサステナビリティ社会実践演習
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