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2023.03.18 お知らせ

白井信雄教授が東京都立井草高等学校にて出前授業を行いました

2022年12月21日(水)、武蔵野大学工学部サステナビリティ学科白井信雄教授が東京都立井草高等学校(東京都練馬区)にて「持続可能な社会はどうつくれば良いのか?」をテーマにした出前授業(出張授業)を行いました。

どんな授業内容だったんでしょうか? 白井から簡単に、授業内容について紹介します。


こんにちは、武蔵野大学工学部サステナビリティ学科教授の白井信雄です。今回の授業の中では以下を取り上げていきます。

  1. 持続可能な社会の実現を損なう諸問題
  2. 目指すべき持続可能な社会とは何か
  3. サステナビリティ学の必要性と役割
  4. ミニワーク:どのような持続可能な社会を目指すのか

高校生の皆さんは、私たちが実現していくべき「持続可能な社会」とはどのような社会だと考えていますでしょうか。

出前講義の中では、次のように説明をしました。

環境制約に配慮し、誰もが幸福を享受し、社会経済の活力があり、かつ災害への備えがある社会。制約条件を満たし、かつ魅力的な社会。

環境問題の解決のために我慢をするのなく、環境問題の解決を通じて、心身共に健康で真に豊かな暮らしを実現している社会。環境・経済・社会の統合的発展がなされている。

SDGsの重要な理念である「誰一人取り残さない:社会的包摂」が優先される社会。最も遅れているところに手が差しのばされる。

国の政策や大企業が主導するのではなく、一人ひとりが主体的に取組み、地域が先駆け、ボトムアップで変化していく。

これだけでは具体的にイメージしきれないかもしれません。

そこで出前講義では、2つの具体的な社会像を示し、どちらが望ましいかを

選択してもらい、その選択理由を話し合うワークショップを行いました。

サステナビリティ学科 白井信雄 作成
サステナビリティ学科 白井信雄 作成

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