Faculty & Staff

教員・スタッフ紹介

Mariko Shimizu-Kadota

門多 真理子

教授

農学博士 
(東京大学)

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研究内容を一言でいうと?

物質を化学変換させるために微生物を育種することを専門としています。その中でも乳酸発酵の研究を手がけてきました。

現在は食品廃棄物をメタン発酵させ、燃料にするという研究をしています。天然ガスと同じ、カーボンニュートラルな燃料をつくるのですが、私は育種が専門なので、メタン発酵を手がける企業側へ、使用している菌に対してメタン発酵の効率が上がる方法の改善案などを提案しています。

サスティナビリティに興味を持ったきっかけは?

子どものころからモノを所有することへの欲求があまりなく、モノの消費より経験への消費、例えば旅行やコンサートにいく方に興味がありました。

モノを過剰に売ったり、大量廃棄されることに非常に疑問を感じていましたし、特に食品廃棄物に対して大きな違和感を持っていましたね。きっかけはないのですが、生まれながらに染み付いているものかなと思います。

プライベートで実践しているサステナブルなことは?

食品を無駄にしないこと。たいていお弁当を持参して食品ロス削減と包装廃棄物削減に貢献しています。弁当箱も10年以上、使用中です。

洋服も、母のものを自分でリメイクして利用しています。自分だけが何かサステナブルなことをしても大きな流れは変わらないかもしれませんが、自身ができることはやりたいですね。

好きな生物は?

1月に咲く梅が好きです。我が家の庭の梅は2月に咲くのですが、ご近所に早咲きの梅があって、見つけると嬉しい気持ちになります。庭にある山桜も喜びを感じて好きですし、金木犀の香りも好きです。植物ばかりですが、今、気候変動で日本の四季も危うく感じるなか、そうした季節の移ろいも次世代に継いでいきたいと思っています。

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