「人間と地球のための持続可能な経済とは何か?」を考えるための道しるべとなるトピックスを紹介していきます。
第1講 宇沢先生との出会いと環境行政への道
第2講 持続可能な発展に関する日本の国家戦略
第3講 持続可能な発展へ向けたドイツの挑戦
第4講 環境と経済の統合で遅れをとった日本
第5講 パリ協定を受けた日本の気候変動政策への懸念
第6講 ライフスタイルと社会経済システムの変革
第7講 『限界費用ゼロ社会』の衝撃
第8講 改めて「持続可能な発展」を考える
第9講 環境問題の本質とは
第10講 ケイト・ラワースの「ドーナツ経済学」-21世紀の経済学者らしく考える7つの方法-
※地球・人間環境フォーラム発行「グローバルネット」連載「21世紀の新環境政策論~人間と地球のための持続可能な経済とは」の掲載記事を転載
一方井誠治(いっかたい せいじ)教授のプロフィール
1974年東京大学経済学部卒、75年環境庁(現環境省)入庁、 外務省在米大使館などを経て、2001年環境省政策評価広報課長、03年財務省神戸税関長、05年京都大学経済研究所教授、12年武蔵野大学環境学部教授、15年より武蔵野大学工学部環境システム学科教授 兼 武蔵野大学大学院環境学研究科長。京都大学博士(経済学)。環境庁計画調査室長として、94年版と95年版の環境白書を作成。専門分野は地球温暖化対策の経済的側面に関する調査研究、環境と経済の統合。著書に「低炭素化時代の日本の選択-環境経済政策と企業経営」など。