- 2016年8月1日
一方井誠治教授の「新環境政策論」第5講
パリ協定を受けた日本の気候変動政策への懸念 パリ協定で合意された野心的目標 昨年末にパリで開かれた国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)において、世界の気候変動問題に対処するための、京都議定書に代わる2020年以降の国際的枠組みが「パリ協定」と […]
パリ協定を受けた日本の気候変動政策への懸念 パリ協定で合意された野心的目標 昨年末にパリで開かれた国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)において、世界の気候変動問題に対処するための、京都議定書に代わる2020年以降の国際的枠組みが「パリ協定」と […]
環境と経済の統合で遅れをとった日本 日本は雑巾を絞り切っている? 日本と欧州連合(EU)・ドイツを比較してよくいわれることの一つが、「日本はすでに世界一の省エネ国であり、エネルギー効率の高い国である。 EU やドイツはまだ日本よりも効率を上げる余地が […]
持続可能な発展へ向けたドイツの挑戦 前回、 日本の持続可能な発展の国家戦略は、不十分なものであると述べました。以下、その理由をドイツと対比しつつ説明したいと思います。 日本とドイツとの類似点と相違点 よく、 日本とドイツは似た点があると言われることが […]
持続可能な発展に関する日本の国家戦略 松下和夫さんは、本連載※の第1~4回で持続可能な経済に関するこれまでの世界的な研究の状況や、異なる三つの経済モデルについて紹介されました。本稿では、それらも踏まえつつ、持続可能な発展に向けた日本社会の現状と政策形 […]
宇沢先生との出会いと環境行政への道 今回は、まずもって、 宇沢弘文先生から私が受けた影響やそのお人柄などを若干なりともお伝えしたいと思います。 若き宇沢先生の試行錯誤 私が宇沢先生に初めてお目にかかったのは、東京大学の経済学部に進学した1972 年の […]