武蔵野大学環境研究所・客員研究員の早川公先生が、ご著作を上梓されました。
「まちづくり」×「人類学」に興味がある人はぜひ、お読みください。
まちづくりのエスノグラフィ《つくば》を織り合わせる人類学的実践
早川公(著)/2018年12月
3700円(本体)/A5判上製320頁
装丁:中島衣美
ISBN 9784861106262
まちづくりは何をつくるのか?
日本各地でおこなわれる「まちづくり」活動。「寂れた商店街」が「元気になった」とはどういうことか? 人びとの実践を支える論理と、そこに共有される新たなリアリティ。
筑波山麓地域でのフィールドワークから、人類学的まちづくり実践を提示する。
はじめに
序章 再帰的近代、人類学的実践、「まちづくり」
第1章 「まちづくり」への人類学的アプローチに向けて
第2章 再帰的近代化としての「まちづくり」
第3章 筑波山麓地域の生活世界
第4章 「あの頃の北条」をめぐる空間づくり
第5章 地域資源を活用した特産品づくり
第6章 まちづくり実践の「発明品」
終章 人類学的まちづくり実践とは
おわりに
参考文献・参考資料
著者プロフィール
早川公(はやかわ・こう)
1981年宮城県松島町生まれ。筑波大学第三学群国際総合学類卒業、同大学院人文社会科学研究科国際政治経済学専攻修了。博士(国際政治経済学)。専門社会調査士。博士課程修了後、民間企業勤務およびNPO法人代表、仁愛大学人間学部講師を経て、現在、大阪国際大学経営経済学部経済学科准教授。武蔵野大学環境研究所客員研究員。未来の学びと持続可能な開発・発展研究会(みがくSD研)会員。専門は、文化人類学/応用人類学、まちづくり/地域づくり論、地域志向教育論。埼玉西武ライオンズファン歴30年。学生時代の唯一の自慢は「欽ちゃん・香取慎吾の全日本仮装大賞」で優勝したこと(第73回)。
詳細情報:
「春風社」既刊目録 http://www.shumpu.com/portfolio/698/