2023年度に武蔵野大学環境システム学科はサステナビリティ学科へ発展的に改組しました。このサイトでは、環境システム学科における過去の活動記録を紹介します。

屋上菜園で産学連携モニタリング開始

環境システム学科とアズビルトレーディング株式会社とが連携し、2018年6月27日、本学有明キャンパス3号館の屋上菜園での農業気象のモニタリングを開始した。

環境システム学科の学生が行っている環境プロジェクト『アーバンパーマカルチャー・ラボ』での野菜作り、ガーデニング計画にIoTによる科学的データが利用できるようになる。

観測は,日射量,土壌水分,気温,気圧などとなっており、アズビルトレーディング株式会社から発売される新製品libelium plug & senseが実証実験を兼ねて用いられた。

libelium plug & sense(本社スペイン)は既に世界各地で使用されているが、屋上菜園での観測は初めてで、企画推進の長嶋晴香さんは「屋上緑化や菜園での利用の可能性を探るとともに、生物多様性に関する社会貢献になるのでは」と期待を寄せる。また、本学科明石修学科長は「現在25名取組んでいる組織的プロジェクトから多くの科学的知見を得て都市屋上農業のための手法開発やコンサルタントを目指したい」と抱負を語る。


写真. 左からアズビルトレーディング株式会社品質保証室の長嶋晴香さん、花岡隆雄氏、商品開発部真田稔氏、そして環境システム学科明石修学科長。